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操作がしやすい給湯器リモコン

操作性とデザイン性を追求したリモコン用

 デザイン開発と同時に、操作性の検証を行う方法として、当センターで研究を進めている「タッチパネルプロトタイプ手法」を活用しました。その結果、使いやすさとデザイン性を両立させた給湯器リモコンを開発し、商品化されました。


多機能なのに、操作しやすい!

多機能であるため、操作が複雑になる問題

 リモコンひとつで、床暖房をはじめとする複数の暖房装置の温度調整などができる高機能な給湯器リモコンは、便利になった反面、操作が複雑になる傾向がありました。そこで、この問題を解決するため共同研究を行いました。

タッチパネルプロトタイプの活用

 アニメーションソフトとタッチパネルディスプレイを使用したプロトタイプを使用することで、デザイン検討と同時に、操作性の検証をモニタ上で行うことができるようになりました。


タッチパネルプロトタイプによる操作検証


操作画面の改善プロセス(床暖房の予約方法)

操作性の検証が容易に

 実機を作らなくても操作性の検証ができるようになったことで、短い開発期間でも、被験者による操作実験とその結果を踏まえたデザインの変更が可能になりました。
 その結果、これまでにない使いやすいリモコンができました。


透明感のある白を基調としたシンプルデザイン

開発年度 平成18年度
事業、研究名 プロダクトデザイン(共同研究)
お問合せ先 ■株式会社ノーリツ
http://www.noritz.co.jp
■兵庫県立工業技術センター
ものづくり開発部 平田 一郎