活用事例集
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鋼材の火花試験の学習CD-ROM
背景、目的
鋼材の種類を簡単に見分ける方法に火花試験があります。古くから鋼材を扱う現場で利用されてきました。製鋼メーカなどでは現在も盛んに利用していますが、一般企業ではほとんど見られなくなりました。しかし、この便利な火花試験が見直されてきました。この技術の習得には、まず基本ルールを覚えることが重要です。そこで、実作業のビジュアルな映像をコンピュータ上で再現する点に着目しました。そして、この火花試験の普及のために現場に役立つことを目標に火花試験の学習用CD-ROM開発しました。
成果、製品化状況
開発した鋼材の火花試験学習CD-ROMは、市場にでている46種類の鋼材について、鋼種毎にグラインダーから飛び出る火花の特徴などを写真で詳しく解説しています。また、実際の作業とマッチできるよう動画も多数採用しました。そして、学習・訓練用としての仕組みを取り入れ、CD-ROMとして完成させました。平成14年度より千葉県船橋市の(株)山本科学工具研究社と利用許諾の契約を締結して普及を図り、全国の関連企業や教育現場などに多く活用されています。
上:鋼材の火花実験の作業状況
下:鋼材毎に違う火花の形や色
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開発年度 | 平成13年度 |
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事業、研究名 | 技術改善研究事業 |
お問合せ先 | 兵庫県立工業技術センター 永本 正義 |