活用事例集
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安全で身体疲労の少ない新型雑草刈り機
背景、目的
田畑のあぜ、道路脇、公園等の雑草刈りは季節を問わず必要な作業です。通常、手持ちや背負いタイプの小型エンジン付きの刈払い機が利用されていますが、高速で回転する刃物のため作業には危険が伴い、特に高齢者や女性にとっては負担の大きい作業です。そこで、身体疲労を軽減し、楽に作業ができる小型の雑草刈り機の開発に着手しました。刃物を多く生産している地場産業の「ものづくり」力を活かした開発事例です。
成果、製品化状況
開発コンセプトは「作業の安全確保、使いやすさ、楽しさ、買い求めやすさ」です。そして、安全で軽快に作業ができる雑草刈り機を開発しました。開発機には以下の特徴があります。
- 軽量車輪による走行で安全を確保
- 刈り幅が車輪幅の3倍に拡大
- 地面の凹凸にフィット
- 運搬に便利な組み立て・分解収納式
- 部品点数を少なくし、総重量を7kgに軽量
以上、種々の工夫を取り入れ、小型で安全性・作業性の優れた雑草刈り機が出来上がりました。
フィールドテストでも良好な結果が出ており、商品化に向けた取り組みを本格化させています。
雑草刈り機
組み立て・分解機能
開発年度 | 平成15〜16年度 |
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事業、研究名 | 企業との共同研究 |
お問合せ先 | ㈱イモト |
兵庫県立工業技術センター 永本 正義、山本 章裕 |