活用事例集
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充電器デザインのモックアップモデリング
開発の背景、目的
デザイン開発を行う際、モックアップモデルを作製し、形状や機構について検討しますが、二次電池充電器のような電化製品は、電子基板を入れた状態も評価できるようなモデルを作製し、デザイン検討する必要があります。
そこで、テクノコアインターナショナル㈱と共同研究を行い、デザイン開発の段階から3次元CADを使用し、造型機によるモックアップモデルを作製することで、この問題を解決しました。
開発の結果、製品化情報
サイズや電池の取り出し角度の調整は、発砲ウレタンや木材を使った簡易モデルで検討し、形状がある程度決まった段階で3次元CADデータを作成しました。次に、この3次元CADデータを使い、コンピュータ上で電池の取り出し方法や電池カバーのスライド方法についてシミュレーションを行いました。
最終候補に残ったデザイン案は、紙造型機で造ったモックアップモデルで形状確認を行いました。コンピュータ上だけでなく、実際にモデルを造り検討することで、スライド方法などの問題箇所が新たに発見できました。また、形状をCADデータ化していたことで、比較的簡単に問題箇所を修正できました。
最終デザインモデルは樹脂造形機でモデリングしました。樹脂モデルを作製することで、製品化した時と同じ質感のモデルができあがり、プレゼンテーションに効果的なモックアップモデルを造ることができました。
CADデータ作成
イメージレンダリング
紙積層造型機によるモデル
最終モックアップモデル
開発年度 | 平成14年度 |
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事業、研究名 | 企業との共同研究 |
お問合せ先 | 共同研究企業:テクノコアインターナショナル㈱ |
兵庫県立工業技術センター 平田 一郎、後藤 泰徳、福地 雄介、真鍋 元保 |