活用事例集
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大豆胚芽から骨粗鬆症を予防する栄養補助食品の開発
開発の背景、目的
豆腐を製造したときに排出される大豆胚芽は、そのほとんどが産業廃棄物として焼却処分をされています。一方、大豆にはガン予防効果や冠状動脈疾患、骨粗鬆症などの成人病予防に効果が期待されるイソフラボンが多く含まれていることが知られています。このイソフラボンは豆腐にも含まれますが、大豆胚芽部に特に高濃度で存在しています。
そこで、豆腐加工廃棄物である大豆胚芽から、イソフラボンを含む栄養補助食品の開発を、企業の技術支援を通じて行うことにしました。
開発結果、製品化状況
大豆胚芽粉末はそのまま錠剤化すると強度が出ないため、結晶性セルロースなどをバインダーとして添加し、瓶詰め時に割れないための破壊強度の調整、また製錠時の打錠機への付着防止等を考慮しながら最適原料配合比や打錠条件を決定しました。
製品化時には大豆胚芽以外にも骨を強化するカルシウムと吸収促進のためビタミンK2を加え骨の栄養補助食品としての機能を強化すると共に米胚芽、ビタミンCなどを加えました。
栄養補助食品「健骨美人 大豆イソフラボン」
開発年度 | |
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事業、研究名 | |
お問合せ先 | 開発部 宮本 知左子、藤村 庄 |