活用事例集
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ピーコック糸によるオンリーワン織物商品の開発
背景、目的
織物の生産では、多様化、差別化が求められています。この難題を解決する方法として、“世界にひとつ、あなただけの特別な商品!”と胸を張って言えるオンリーワン商品の開発に地元企業とともに取り組みました。
成果、製品化状況
織布業者である西角綿業㈱は、オンリーワン商品を実現する武器として、㈱片山商店と繊維支援センターが共同研究で開発したアレンジワインダーを導入し、色糸の変化に富んだ糸“ピーコック糸”を創り出し、ユニークな織物になりました。
新進デザイナー玉木新雌(ブランド)と出会ったことで、デザイナーの要求に応じた“ピーコック糸”を使ったオンリーワン商品の展開が実現しました。
その結果、オンリーワン商品用の織物生産から縫製へと展開する道筋が開け、西角綿業㈱は、織物を織るだけの機布業から一歩抜け出た企業として、各方面から注目されています。また、第1回ものづくり日本大賞の受賞や、CREATION BUSINESS FORUM(東京)への出展等により、企業イメージの向上にも成功しています。また、デザイナーへの生地販売や小物雑貨の販売を実施し実績を挙げています。
CREATION BUSINESS FORUM(東京)
NY近代美術館(MoMA)との商談
オンリーワン商品
開発年度 | 平成16年度 |
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事業、研究名 | 企業との共同研究、技術支援 |
お問合せ先 | 西角綿業(共同研究)、玉木新雌(技術支援) |
兵庫県立工業技術センター 古谷 稔、藤田 浩行、小紫 和彦 |